過去の栄光③

常連

2008年04月05日 02:37



大袈裟に言うと手のひら位ある尾びれ。





この手は決して小さな子供の手ではない。
今年で42になったオヤジ(私自身)の手だ。




このアメマスはいったい何cmなのか?
ズバリ!78cm!




これが自身レコードのアメマスだ。

昨年の9月末、釧路川本流が本格的に釣れ始めるまで毎週のように通っていた。
誰もが行く、西のあの川でキャッチした。

朝早くから橋を基点に釣り上がり、小さなアメマスと中位のアメマスがそれぞれ数本、
それと小さいが幅広のヤマベが数匹、大物は出ないものの飽きない程度に釣れ満足していた。

それから更に釣り上がり倒木をきっかけに深みになったトロ瀬を見つけた。
偏光グラス越しに沢山のアメマスが群れているのが確認出来た。

瀬頭は波立ち水中の様子は良く分からなかったがアップキャストするシンキングミノーに
時折スレで魚が触れた。フックは刺さらないがかなり大物の手ごたえ。

しかし、口を使い喰ってくるのはせいぜい50cmまでだった。

そこでルアーを5cmのシンキングリップレスミノーにチェンジした。
フックは【ガマカツ・シングルフック53】の#8でヤマメを釣るサイズだ。

しかし、時折フックが魚体に触れ鱗がついてくるものの
なかなか口を使ってはくれなかった。

それでもしつこく何十回とキャストを繰り返し、半ば諦めかけた時コイツは掛った。
最初は完全にスレ掛りだと思ったのだが何とかやりとりをし瀬の中から
引きずり出し寄せてくるとバッチリと口を使っていた。
「デカ~イ!」
スレかと思うほどのファイトはこの魚体なら当然だった。
なんとか寄せるも少し下られると流れのキツイ瀬があったのでロッドのバットを握り
運を天にまかせ強引に寄せ、なんとか足元の浅瀬へ横たえさせた。

タックルは、ロッドがノビーズブルーの【ドリーム158-GTA】
対60upレインボー用とは言え所詮は5,8フィートのウルトラライトロッド。
リールは【セルテート2500R-カスタム】それにラインは6lb、ショックリーダーに12lbを結んでいた。

このポイントだから獲れたようなものでガンガン瀬なんかで掛けたら一巻の終わりだったろう。

お腹は卵でパンパンの極太のメスだった。男前のオスじゃなくチョッと残念。(贅沢?)
流石にファイト疲れから目が逝っちゃいそうだったが素早く写真を撮り
(こんな時に限り余り良い写真が撮れないが・・・。)
水中でゆっくり体力を回復させ無事リリースした。産卵前に邪魔してゴメン・・・。

その後も二匹目のドジョウが釣れないかとキャストを繰り返したが
場荒れさせてしまったのか小さなアメマスも反応しなくなった。

いよいよ、諦めポイント移動する前にその瀬の中を覗いてみて愕然とした・・・。
ナント、その中には7~80cm台の大物ばかりがまだまだ沢山居たのだ。
もしかすると90cm台も居たかもしれない?

さて、今年はこのレコードを塗り替える大物は釣れるのだろうか?
目標!80up!

追伸。私より大物を釣った事がある人は鼻で笑って下さい。



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