ブログ開設からまだ日にちが浅いので投稿記事が少ない。
次の釣行は週末なのでそれまで話題も無い。
ここで過去の栄光を振り返りたい。いやいや、単なる大物自慢。と言っても自慢出来る魚なんてほんの僅かだが・・・。
ルアー釣りは小学生の頃からやっていたのでもう30年以上前のこと。
でも高校に入った頃から離れていき、卒業した後は車にハマリそれから30歳になるまで全くやっていなかった。
その間、餌釣りでのヤマベ釣りや海での投げ釣りはしていた。
ヤマベなんてろくに食べもしないのに何百釣ったと喜んでいたこともある。(反省)
そんな時からヤマベは一番大好きな渓流魚だ。
パーマークがはっきり見える17~8cm位の居付きの個体が一番綺麗かな。
でも憧れはやっぱり尺ヤマベだった。しかし、昨年の夏まで一度も釣れたことがなかった。
海では極太のアメマスや海サクラ、カラフトマスが釣れていてお祭り騒ぎだった昨年の夏。
そんな海には脇目も振らずせっせと渓流に通っていた。(ホントはやりたかったけどタックルがなかっただけ・・・。)
ひとしきり上流を攻め40cm半ばの遡上アメマスが数本とチビイワナや幅広の良型ヤマベがそれぞれ
数匹づつ釣れて十分満足していたが、更に大物のアメマスが釣れないかと中流まで下がってきて攻めた。
岸が削られ、ボサが崩れかけて覆い被さったポイントへシンキングのミノーを流し込んだ時にそいつはきた!
ひったくるような強いアタリ。なんの疑いもなくアメマスだと思いやりとりをしていた。
時間にしても極僅か、アメマスだと思っていたので多少強引に寄せていた。しかし、足元近くまで寄せてきて驚いた。
その魚はなんとヤマベだったのだ。しかもデカイ!途端にやりとりをする手に緊張感が・・・。
「慎重に慎重に」自分に言い聞かせるようにゆっくりとゆっくりと足元へ寄せ、水際に横たわらせた。
スケールをあてると31cm弱。生涯初の尺ヤマベに自然と笑みがこぼれた。
嬉しさを抑えきれないまま素早く写真を撮りまくった。そして、フックを外し上流へ向け手を沿え支える。
幸いそれ程弱ることなく元気に流れに帰って行った。これが去年の夏の出来事。
泣き尺は数本釣っているが、これが生涯唯一の尺ヤマベ。これからの釣り人生、また尺ヤマベは釣れるだろうか?